日記

なんとなく

娘さん

娘は不登校にはならずそれはそれは楽しそうに登校する。

だけどだからと言ってなかなか安心も仕切れないところがある。今となっては、息子は勝手に羽ばたきそうだが娘は折れやすそう。と一抹の心配がある。

 

部活を辞めてしまった事がまだ引っかかっているのか、次は生徒会執行部に入った。

何かを辞めたから何かをしないとと行動しているように見えるけれど、本人が決めた事なので何も言えない。

 

ある日、地域の人の会で、地元の中学の執行部の子も集まると言うものがあった。

近くの公民館で夜の7時からだったので、娘は何をするのか分からないままながらに外出した。

 

一時間後メソメソ帰ってきた。

7時前だったのにもう会が始まっていて、知らない大人ばかりで、執行部の子はみんな用事があって参加出来なくて、怖くて一人じゃ入れなかった…と言うのだ。

だから一時間くらい暗い外でうろうろしたけど、会が終わっちゃって、私は何も出来なかった。また出来なかった。何にも出来なかった。

とわんわん泣き出した。

 

もうほんとに…なんと面倒で生きにくい感情を持ったことか…やれやれ。

 

そんなもん地元の子でもあるまいし、知り合いもいない1人ぽっちの一年生に説明も無く二年生も参加ゼロの状態で行かせる方がおかしいだろ。大体誰も参加しなかったって、その程度の会だったんだよ、かまわんかまわんと、なんとかなだめて落ち着いた。

 

その次は生徒会発表の日だったかな。

なんかの発表の時、腕章を忘れてしまいずっと腕を気にしていたそうな。

先生たちも無かったら別にいいいいと言ったのにもかかわらずソワソワチラチラ。それがピークに達したのか自分が発表する時にはすっかりグロッキーになってしまい、体育館の隅っこでうずくまっていたそうな。

発表は結局なんなく他の生徒会の子がやってくれたらしい。

生徒会の子や先生やクラスの子が『そんな事もあるよー』と慰めてくれた物の、本人は落ち込んでいた。

帰宅して私に飛び付いて来て何かあった?と聞いた時は何もないと言っていたけど、その後先生から電話があって発覚、なるほどなと思った。

その話は娘にはしてない。

 

私よりも面倒くさい性格がここにいた!びっくりだ。

 

私が今までの育児で追い詰めたかなぁ…そんなつもりなかったけど、本人はそうなっちゃったかなぁって、親なら思っちゃうよ。

 

ただただ学生生活楽しめればいいのに、難しいねぇ。

どの子も大変だね。

 

そして今はまたすっかり元気で彼氏が出来たらお母さんどう思う?などと聞いてきてますが、匂わせ女だなと思いつつ、まだ早いとも思いつつ、傷付かないように楽しく過ごしておくれと思うのでした。

 

いや、まだ早い。