日記

なんとなく

辛いもの

昨日の夜、うちの子供達と同じ小学校で、息子とは二つ年上の男の子が亡くなった事を聞いた。

全校生徒の少ない学校だから、顔は知っていた。

 

噂好きの近所の年寄りはあれこれ言っている。

中学受験に落ちて、二次試験で別の私立を受けたが、中二から不登校になり、医者家系の祖父母に、落ちこぼれとされていた事が苦だったのではとまことしやかに言われている。

歯の治療中に、間違いが起こって…とも言われている。

 

先週の話だそうだ。

密葬でひっそりとやったそう。

 

どちらにしても子供が亡くなるのは酷い。

 

顔を知っているだけに尚のことつらい。

 

苦しみの渦中にいる母親も思う。

 

大人しそうなメガネの子だった。

 

今際の際は何を思ったのだろうか。

 

以前、看護師の義姉が『人の死には慣れるけど、子供の死には慣れない』と言っていた事を思い出した。

 

今はその子のお母さんを、ただひたすら心配する。

 

どうか、タチの悪いただの噂であって欲しい。