日記

なんとなく

やっときた2

今日から新たな人が入り、私のしていた仕事を覚えてもらう。

いよいよ本格的に私も残り少ないなぁと思いながら。

丸8年働いたわけだけど、最低でも50歳まではいるかなと予想したな。

何がどうなるか分からないな。

 

さてマニュアルのない仕事で臨機応変で動く水仕事はなかなか教えるのも一苦労。

あとは慣れてもらうしかないを連発してしまう。

でも毎週殆ど同じメニューの繰り返しだからなあ。

味付けも私に任されていたので目分量。

200食分の煮物の味付けは本当に慣れになる。

その日によって30前後の差があるのでそれこそマニュアルはいらない。

学のいらない仕事なので誰でもこなせると思うんだけど、出来ればやはり主婦希望。

何かを作りながら他の物を切ったり焼いたりの要領の良さはやっぱり主婦が早い。

いやまぁ何年か前に遅い人もいたけど。

 

今回来てくれた人は41歳で子供が3人いるお母さん。味付けもこんな感じと言ういい加減な私の教え方にもすぐ受け入れてくれるので大変ありがたい。

私個人の感想としては、ふつうに自分の子供の学校にもいそうな少し見た目が若いボーイッシュなお母さんかな。

聞きたいことも聞いてくれるし、話も好きなようだし。

まあいいのではと思ってたんだけど、難しいのは8年間相棒組んでたもう一人のパートさん。

 

とても真面目で誠実。しかしユニークなジョークも言えるそれはそれは絵に描いたようなしっかりしたお母さん。

時に真面目すぎて、元々いい加減気質な私には重い時もあり、息子が不登校だと言うことはなかなか言えなかった。

平日の昼間にちょいちょいお弁当を中学生位の男の子が買いに来てくれてたんだけど、やはり私は息子と重なるから、いっぱいお食べよと食べらせる事に生き甲斐をもつ親戚のおばちゃんみたいに思ったものだけど、彼女からするとあの子なんで学校行ってないんだろ?親は何してるんだろ?将来どうするんだろ?親は心配してないのかな?だった。

そこからちょっと彼女の娘が、キツイ同級生に絡まれて少しトラブルになり、一週間程学校を休む事になった時、どうしようと泣きながら話してきたから、私も息子が実はずっと行ってないんだよと話したら、それからすぐに理解はしてくれた。

その後娘は普通に行きだしたから、不登校になることはなかったけど、昼間くる中学生のことも言わなくなった。

説明したら理解をしようとして一生懸命考えてくれる人。

 

だけど人と関わるのが苦手な人でもあり、私から言わせると割と壁を作るかなぁ。

 

私は、ママ友と言うものは時間の経過と共に自然にできたら良いかな。と言うタイプ。

たしかにグイグイ来られてしんどかった人もいるけど、多分無難に人付き合いは苦手ではないんだと思う。

ただ彼女は本当に昔からママ友なんかいらないし。を一貫していて、そこまで?と思うくらいは、ふとした事さえお母さん同士との繋がりを持たないらしい。

 

それもありだと思うのでそれはいいんだけど、早速今日来た新人さん、帰った後『私は仲良くはならないかな。初っ端からタメ口挟んでくる人は常識ない。馴れ馴れしそうだ。年下とは言え教えてもらってる、しかも初日に、うんとか、へーとか、これは何?とか無いな。』と言い切ってしまった…。

そこまでしっかりした会社員ですーじゃ無いからいいかなと思ったんだけど。

弁当屋のパートだからねえ。

極端といえば極端なんだけど、それもまぁいつものこと。

新人さんは確かに、間間にタメ口はあったし、私もお?と思うことはあったけど、敬語もあったし、うーん。まぁいっかくらいかな。

もはやこれを考えると私がいい加減過ぎるのか彼女が真面目過ぎるのかよく分からなくなる。

困ったなぁ。相棒になる人なんだよ。

 

彼女の性格を知ってる人、聞いた人はみんな私によく『息がつまらない?』と聞いてくるので、そこまで別に。と思う私は自分で割とどんな人とも仲良くなれる柔軟な人間なんだと思っとくよ。

子供の話とかで息が詰まる事もあったよ。経営者の兄の愚痴も辛かったよ。でも身内の中で働く身内の定めかなとも思ったから8年もずっと二人きりで出来たんだよ。

それにやはり優しい人だし、仕事も真面目に、でも臨機応変に要領良くこなしてくれるし、こちらのふざけたバカみたいなジョークもすぐ乗ってくれるし、子供は私と同じ二人で二人とも同い年なんだよ。性別が逆なだけで。

話は合うよねやっぱ。

 

不安なのは、新人さんの喋り方や雰囲気、少し派手な感じが、彼女がこれからどう受け付けるか受け付けないかかな。

 

もーーーーちょっとだけ壁低くしたら、自分が楽になるかもよ?と言うところが多々あるので、彼女が疲れてしまわないか心配よ。

いや、いいとこなんだよ。しっかり屋さんだから。

 

仲良くしてよ。