日記

なんとなく

少し切ない

新しいパートさんと世間話をしていたら、息子さんが高校受験の年。

もうほぼ決まってるけどコロコロ変わって困るのよーと言っていた。

どこの高校にするの?と聞いたら地元では学力の高い高校を言っていた。

でもそこをやめてこっちにする、いやあっちにすると言ってやっとこないだ決めたばかりで困るのよと言うのだけど、こっちも、あっちも、その学力の高い高校も、三校とも、私の息子が不登校になる前に目指していた公立の高校だった。

 

そうか。普通に登校して勉強頑張ったんだね。その分選択肢が沢山あって羨ましいわ。

お金がかからない所も選べていいな。

とても羨ましい。

 

妬む事も嫌に思う事もない。

ただ純粋に羨ましいわ。

 

そして息子を想って少しだけ切なくなった。

 

息子は学力下がっちゃったからな。

出席率も無いからな。

息子がもうその三校には行けないなと以前自分で言っていた。そんな姿を思い出して尚切なくなる。

行けなくていいじゃない。学問を学ぶのはそこだけじゃないのよなんて、そんな可哀想な姿にどの口が言えるのか。

 

また一からだ。

お金が湯水の様に湧き出たらなー。なんて。

 

切なくなりながら、パートさんの話を聞く。

うちはうちよ。また別の道を考えるのみ。

ほんと、それしかないよ。

 

息子には、どうせ行けないじゃん!大阪引っ越すし!と言っておいた。

物理的な話かよ。とはにかんでいた。